土地や建物等の不動産を複数所有している場合に要らなくなった物は売却した方が固定資産税等もかからずに済むので良いのですが、その場合には注意すべきことがあります。土地や建物等を売却する場合には不動産業者に仲介を頼むのが一般的ですが、どこの業者に依頼をすれば高い値段で買い取ってくれるのか変わることがけっこうあります。今ではインターネットを利用すれば一度に複数の業者に対して見積もりを算出してもらうことも可能なので、高い価格を出してくれた業者を簡単に見つけることができます。もちろん色々と事情があるのでその価格通りに買い取ってもらえない場合もありますが、参考にはなるので利用する価値は大いにあります。不動産を売却する場合にもう一つ重要なことがあり、それは土地や建物等を買い取ってくれた人に対する登記義務があると言うことです。不動産を買った者が権利者として売った者が義務者として所有権移転の登記をしなければならないので、その点は十分によく理解しておくことが大切です。